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ラクトフェリンとは

ラクトフェリンは、1939年に発見された分子量約8万の鉄結合性の糖タンパク質です。鉄を引付けやすく、鉄と結合すると赤くなるため、「赤いタンパク質」とも呼ばれています。母乳、特に初乳に多く含まれ、体の外部からの細菌、ウィルスなどの攻撃を防ぐ、感染防御因子としての役割が主要なものとして考えられてきました。
人間を含む哺乳類の乳や、だ液、涙、血液(白血球)のほか、牛の乳(生乳)にも含まれていますが、なかでももっとも多いとされるのがヒトの出産直後の初乳です。

    濃度は牛の初乳の約10倍もあり、母乳中のたんぱく質の約10%?30%(1リットル当たり8g)を占めるほど豊富です。
    ラクトフェリンは乳から発見されましたが、その後の研究により、涙液、唾液、などの外敵(病原体)と直接接する粘膜表面の外分泌液にも含まれ、赤ちゃんだけでなく大人にとっても重要な感染防御成分であることが分かっています。ラクトフェリンは、目、口、鼻など病原菌の入り口となる部位に多く存在しているため、発見当初から抗菌成分としても注目されています。

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